【カー・オブ・ザ・イヤー大賞決定】自動車選びの参考になるか!?
こんにちは、pikumi-pikumiです♪
今回は仕事として自動車に携わっている私としては興味深い話題を書きたいと思います。
今年も「日本カー・オブ・ザ・イヤー」(http://www.jcoty.org/about/)が発表されましたね。
大賞にスウェーデンの「ボルボ.XC60」が選ばれました。https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60
なんと、輸入車が大賞に選ばれるのは、
2013年の独「フォルクスワーゲンゴルフ」に次いで2回目とのこと。
しかも、2位に選ばれたのが、
ドイツの「BMW5シリーズ」ということで、
輸入車が1位、2位を独占!
これは、史上初とのことです。
トヨタ、ホンダ、日産と名だたる日本の自動車会社がある中、
輸入車が選ばれることは意外なことですよね。
日産が完成検査問題で選考を辞退したことから、
結果的に外国車が浮上する格好となったとのことです。
いろいろな事情があるんですね。
ちなみに「カー・オブ・ザ・イヤー」ていくつか種類があるのを知っていましたか?
なんと、日本には有名なところでいうと、3種類あるみたいです。
そちらはコチラ。
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」(http://www.jcoty.org/)
「RJCカー・オブ・ザ・イヤー」(http://www.npo-rjc.jp/commendation/coty_2018.php)
「日本自動車殿堂カーオブザイヤー」(http://www.jahfa.jp/)
たしかにこんなに同じような名前でたくさんあると、どれがどれが混乱しますよね。
その違いはなんでしょうか。
調べてみました。
1.「日本カー・オブ・ザ・イヤー」
「市販を前提として日本国内で発表される乗用車の中から、年間を通じて最も優秀なクルマを選定し、そのクルマに日本カー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを与え、その開発・製造事業者を称えることにより、一層の性能・品質・安全の向上を促すと共に業界発展と地球環境保護、交通安全に寄与する。」
2.「RJCカー・オブ・ザ・イヤー」
「自動車の性能や利便性などの評価を行ない、その年度における優秀な自動車とその技術を顕彰します。また、自動車の社会性、交通、安全、環境などを研究し、提言を行ないます。」
3.「日本自動車殿堂カーオブザイヤー」
「日本における自動車産業・学術・文化などの発展に寄与し、豊かな自動車社会の構築に貢献した人々の偉業を讃え、殿堂入りとして顕彰し、永く後世に伝承してゆくこと」
いろいろ難しいことが書いてありますが、
詳しい目的はそれぞれ様々のようですね。
ただわかるのは、どうやら、ユーザーにとって、便利とか乗りやすさとかなど
ユーザー目線で選ばれているというよりは、
自動車のスペックや性能にフォーカスしているもののようですね。
この「カー・オブ・ザ・イヤー」に限らず、どのコンテストもそうだと思いますが、人が選んでいる以上、どれに投票するか、自分の好みや大事にしていることが違うので、ランキングを鵜呑みにせず、自分にとって何を大事なのか本質を見極めていく必要がありますね。